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What is your dream?

先週の土曜日、スモーキーマウンテンに初めて行ってきました。

スモーキーマウンテンとは?
フィリピンにはごみ山と呼ばれるエリアが何か所かあります。
というのも、フィリピンではごみの焼却処分が大気汚染につながるとかで法律で禁止されているんですね(心の中で、ジプニーやトライシクルの大気汚染のほうが半端なくないか?とつっこんでみた)。このごみ山がスモーキーマウンテンと呼ばれています。
今は土壌→ゴミ→土壌→ゴミという風に積み上げているのでそういうことはおこらないのですが、昔はゴミとゴミの間に土壌を挟まなかったために常にごみ山から煙があがっていたので、「スモーキーマウンテン」と呼ばれてるんだそう。
私が行ってきたのはパヤタスと呼ばれるバランガイ(=村)で
ここには今私がすんでいるケソンシティーのごみが集められています。
また、ゴミを広い、再利用できるものを売って生活している人々をスカベンジャーと呼びます。回収するものはプラスチック、金属類、ビン、紙、木材、食べ物(人用、養豚用)など。
パヤタスには専業・兼業合わせて約3000人のスカベンジャーがいるそうです。
彼らの収入は一日P100~150(200円~300円)。ちなみにメトロマニラの最低賃金は一日P404(約800円)。こうやって比べてみるとフィリピンの中でもとても貧しいエリアだっていうのがわかってもらえると思います。

とまあ、これが基本情報なのですが。
ここに実際にSALTというNGOのスタディーツアーで行ってみました。
ごみ山の写真をとることが禁止されていたので、写真なしです。。すみません><
エリアに入ったときの臭い。すごかった。ゴミの臭いがあたり一面で感じることができる。
ごみ山は本当にでっかい山で、思わず見上げて「わー」ってなってしまった。
ちょうどダンプサイド(ゴミ山付近)に行った時にどしゃぶりの雨が降り始めて、地面がでろでろ。それでも山には何人もレインコートを着てゴミを集め続けている人達がいる。
こんなにリアリティのある、ギリギリの生活を初めてみた気がした。
インドでも貧しい人達はたくさん見たけど、観光地を多く訪れていたためか「THE貧しいです!」ってアプローチかけてくる人多くて若干胡散臭く感じたのですが、フィリピンはホームスティした時も、このスタディーツアーでも「あ、貧困ってこういうことなのかな」と感じさせられることが多い。うまく言葉にはできないのだけど。
貧乏だからといって、みんな悲観的になっているわけじゃない。「貧困=カワイソウ、悲しい事」っていうのは先進国である私たちからのビジョンであって、彼らにとってはそれが彼らの生活スタイルであり、昔から続けてきたローテーションみたいなものなのだろうから。ただ、その生活スタイルから少しでも豊かになるように、だけど彼らの文化を尊重し、人々が危険に侵されることなく、安心した生活を送れるように、住民のニーズに合わせてコミュニティーをよりよく変えていく。それがCommunity Developmentなんじゃないかなーと今は思います。難しいけど・・・
パヤタスに住む、マカスーシーさんという女性のお宅に訪問させてもらいました。
彼女は数年前までスカベンジャーだったけど、SALTのlivelihood program(刺繍付きのタオルやブックカバーを作ってスタディーツアー客や観光客に売るプログラム)を初めてからはLivelihood programのサブリーダーを務めている方です。彼女に「あなたの夢はなんですか?」ときいたら、

「息子が高校を卒業すること」
実はマカスーシーさんの息子さんは同じくSALTのscholarship programで得た奨学金で学校に通っています。
それじゃあ、マカスーシーさん本人のゆめじゃないやん!笑とつっこみつつ、
「それじゃあ、“あなた”の夢は?」ともう一回きくと
「家族とずっと一緒にいること」
と答えてくれました。
フィリピンには、家族を大切にする文化があります。これはこっちにきて本当に実感したこと。そのために自分が犠牲になったり、他のファミリーメンバーを優先したりというのはよくあることだそうです。
貧困って聞こえは悪いけど、どんなに貧しくても家族を大事にできるのがフィリピン人のいいところだと思うし、これは今の日本人のほとんどが失ってしまったことだと思う。
もし、これを読んでくれている日本人のあなたに「ゆめはなんですか」ってきいたら、
なんて答えますか?真っ先に家族ってでてくるんだろうか。
私はすぐ将来のキャリアについて語ってしまいそうだ・・・
仕事で失敗して自殺、なんて日本ではよく聞くけど、こっちでは断じてありえない(失恋のショックで、はあるらしい笑)。家族がいるから、大切だから、どんなに貧しくても、最低賃金以下の暮らしでも、支えあって生きていくことができるんだろうな。
まぁ仕事に対する責任感が超強い「ハラキリ」文化が必ずしも悪いとは思わないです!だって、それがないからここでは汚職がひどいわけだし。。
とにかく、今回はとてもためになったスタディーツアーでした!
また機会があればスモーキーマウンテンいきたいな:D
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